夢を思い出しやすくする方法
夢占いの材料になるのは、思い出せた夢だけです。「夢をほとんど見ない」と感じている人も、その多くは夢を見ていないのではなく、朝を迎えるまでに消えてしまっているだけです。見た夢を朝まで持ち帰るために、今夜から試せることをまとめました。
なぜ朝には残っていないのか
夢を見るレム睡眠は、およそ 90 分の睡眠サイクルごとに訪れ、一晩の後半ほど長くなります。夢の記憶はレム睡眠から目覚めた直後がいちばん鮮明で、起き上がって今日の予定を考え始めると、みるみる薄れていきます。深いノンレム睡眠の途中で目覚ましに起こされた朝に夢が残っていないのは、このためです。目覚め方と目覚めた直後の過ごし方しだいで、夢想起の結果は変わります。
今夜から試せること
睡眠時間を少し長めに確保する
レム睡眠は明け方に向かって長くなるため、早起きで削られるのは、夢がいちばん多い時間帯です。いつもより少し長く眠れる日を作れば、その時間帯の夢を取りこぼしにくくなります。
就寝前の飲酒を控える
アルコールは寝つきを早める一方で、夜の前半のレム睡眠を減らします。寝つきは早くなっても、夢を見る時間はそのぶん削られます。
目覚めたらすぐ動かない
目を開ける前に、そのままの姿勢で数十秒から 1〜2 分、場面、色、気分の順に思い返します。寝返りを打つのもスマートフォンを手に取るのも、思い出してからにします。
枕元にメモを置き、断片だけでも書き留める
単語 1 つ、色 1 つ、気分 1 つでも構いません。書くつもりで眠るだけでも、夢に注意が向くようになります。当サイトのゆめのきろくは、記録がこの端末の中だけに残る夢日記です。
眠る前に「今夜の夢を覚えておく」と決める
夢に関心を向けている人ほど、朝に夢を思い出しやすいという調査結果があります。書き留めるつもりで眠るのは、その関心を毎晩作る簡単な方法です。
休みの日は目覚ましをかけずに起きる
目覚ましの音で起こされた朝は、夢を思い出しにくいという研究結果があります。休みの日は目覚ましを使わず、カーテンを少し開けて朝の光で目覚めてみてください。
続け方
効き方は人によって違い、数日では判断できません。2 週間ほど続けてから、書けた朝と書けなかった朝の違いを見比べてみてください。何も思い出せない朝は、日付だけ書いて閉じれば十分です。
記録の続け方は夢日記、長く夢を思い出せない状態は夢枯渇、眠りそのものの整え方は睡眠衛生の項で詳しく説明しています。